ヘアオイルを寝る前に付けておくと、摩擦や乾燥から髪の毛を保護してくれます。
結果、翌朝の寝ぐせが付きにくくなったり、美しい髪の毛が育ちやすくなるのが大きなメリット!
なのですが、そんなヘアオイルに「寝る前に付けるとはげる」というウワサがあるんです。
結論「寝る前にヘアオイルを付けるだけではげることはない!」のですが、正しいヘアオイルの付け方を守らないと髪によくないのも事実。
そこでこの記事では、寝る前にヘアオイルをつけて「はげる」と言われる理由と、逆効果になるヘアオイルの付け方について紹介します。
寝る前にヘアオイルを付けるとはげる?SNSを徹底調査
まずは、寝る前にヘアオイルを付けて実際にはげた人はいるのかを調査しました。
独自アンケートの他に、SNS(ツイッターやインスタ)、ネット掲示板も見てみました。
寝る前にヘアオイルを付けてはげる人はいた?
調査結果は以下の通りでした!
独自アンケート※1 |
はげた |
0人/100人 |
抜け毛が増えた |
0人/100人 |
|
髪の毛が減った |
0人/100人 |
|
SNS (Twitter・Instagram) |
はげた |
0件 |
抜け毛が増えた |
2件 |
|
髪の毛が減った |
0件 |
|
ネット掲示板等 |
はげた |
0件 |
抜け毛が増えた |
0件 |
|
髪の毛が減った |
0件 |
※1 CrowdWorksアンケート 実施期間:2022年4月5日~6日 調査対象:ヘアオイルを使った事がある男女100名
多方面から「ヘアオイルではげた」人を探しましたが、ヘアオイルが原因で剥げてしまった人はいませんでした!
Twitterで「なんとなく抜け毛が増えた気がする」という声はあったものの、ヘアオイルが直接の原因かははっきりしていません。
寝る前にヘアオイルを付けてデメリットを感じた人の口コミ
はげる、とまでは行かないけれど、ヘアオイルでデメリットを感じた人はいます。
独自アンケートで届いた声を紹介させていただきますね。
・デメリットはなし(全体の20%) ・パサつきが抑えられた分、髪の毛のボリュームは減ったように見える ・つけすぎるとオイリーになって不潔に見える。加減が難しい ・髪に重さが出るためスタイリングが難しい ・手がベタついてそのままドライヤーを触ると、ドライヤーが汚れた ・ドライヤーの前に使うと髪の毛が乾きにくい ・頭皮に付いてしまうと独特のニオイが残ってしまいます。 ・シャンプーをしっかりしないと少し髪の毛が重くなってしまう ・敏感肌で、ヘアオイルがついた毛先が肌にあたり続けているとすぐに吹き出物ができる ・匂いが強く、香水や柔軟剤の匂いと喧嘩してしまい匂いが強いよと指摘された ・良いものはやはり高い…続けるのにコストがかかるのが難点
ちなみに100人以上にアンケートを取った結果で、デメリットを感じなかった人も多かったです!
デメリットがある人でも「量を間違えると不満な仕上がりに」といったように、使い方によりデメリットが気にならないという声がほとんどでした。
寝る前にヘアオイルを付けるとはげる?真相はコレ!
ヘアオイルを付けて寝る=はげる、というウワサはほぼ間違い。
ではなぜ「寝る前にヘアオイルを付けて寝ると良くない」と言われるようになったのか、真相を解説しますね。
ヘアオイルでボリュームダウンしすぎている
ヘアオイルは、ぱさついて広がった髪の毛を抑える働きがあります。
特に猫っ毛などの細い髪の毛は少量のヘアオイルでもボリュームダウンしてしまうので、結果髪の毛が少なくなったように見えてしまいます。
合わないヘアオイルで頭皮に炎症が起きてしまった
成分がお肌に合っていないと、かゆみや湿疹などの頭皮トラブルが起きてしまいます。
放置しているとはげるリスクがあがるので、おかしいと思ったらすぐ中止して皮膚科を受診しましょう。
オーガニックのもの、天然100%のヘアオイルでも、体質によっては頭皮トラブルになります。
ヘアオイルのつけすぎで、頭皮の毛穴がふさがってしまった
ヘアオイルが頭皮につきすぎてしまうと、頭皮の古い角質と混ざって毛穴詰まり(角栓)ができやすくなります。
毛穴が詰まっていると太く真っすぐな髪の毛が育ちにくいので、結果はげるリスクが上がります。
ドライヤーやヘアアイロンの時間や温度が上がった
ヘアオイルを付けていると、何もつけていない髪の毛に比べて
- ドライヤーで乾きにくい
- ヘアアイロンがかかりにくい
といった現象が起きやすくなります。
一生懸命乾かそうと「ドライヤーが近すぎる」、クセを付けようと「ヘアアイロンの温度や時間が増える」と却って髪の毛が傷んでしまいます。
翌朝ヘアアイロンをかける人は、寝る前のヘアオイルの量は控えめに。
また濡れた髪の毛にヘアオイルを付けるのは正解ですが、ドライヤーは15㎝以上離して根本から乾かすようにしましょう
朝のスタイリング用オイルを使っている
最近は「朝にも夜にも使えるヘアオイル」が多数販売されていますが、朝と夜のヘアオイルは分けた方が良いんです。
【参考】寝る前のヘアオイル選び方のポイント!夜朝どっちにつけるかで使い分けよう
特に、スタイリング剤が入っている「スタイリングオイル」は、寝るときに付けたらダメ。
頭皮や髪の毛にスタイリング剤が付いている時間が長すぎるので、髪や頭皮に負担がかかってしまいます。
寝る前のヘアオイルが逆効果になるダメな使い方
いくら良いヘアオイルを使っていても、使い方が悪ければ逆効果になることも。
続いては、ヘアオイルが逆効果になりかねない「ダメな使い方」を紹介します。
量をつけすぎている
ヘアオイルは、ヘアオイルのボトルに書いてある量以上には付けないようにしましょう。
ボリュームダウンしすぎてしまうだけでなく、顔や首・頭皮の肌トラブルにつながります。
頭皮からべったり塗る
ヘアオイルは毛先から塗っていき、髪の毛の中心部くらいまでに留めておくのが理想です。
頭皮にヘアオイルがつきすぎてしまうと、毛穴詰まりや「ぺたんこ見え」してしまいます。
ヘアオイルを付けてから自然乾燥してしまう
ヘアオイルをつけることで、髪の毛内部のうるおいは逃げにくくなります。
ですが、ドライヤーできちんと乾かさない「自然乾燥」だとキューティクルがきちんと締まらないので摩擦には弱いです。
ヘアオイルでコーティングしたうえで、ドライヤーでしっかりキューティクルを閉じてあげましょう。
乾いた髪にヘアオイルを塗ってしまう
ヘアオイルは、濡れた髪やコンディショナー後の「栄養とうるおいが満ちた」髪の毛に付けると効果的です。
乾いた髪に付けても悪くはないのですが、すでに栄養やうるおいが飛んでしまった髪の毛をコーティングするのはあまり意味がありません。
より美髪効果を実感したいなら、濡れた髪の毛にヘアオイルを塗るのが正解です。
髪質・肌質に合わないヘアオイルを付ける
剛毛やくせ毛の人は「重めのヘアオイル」、細い髪の人は「軽めのヘアオイル」、肌トラブルが起きやすい人は「オレイン酸少なめのヘアオイル」など、ヘアオイルを選ぶポイントはいくつかあります。
【参考】寝る前のヘアオイル選び方のポイント!夜朝どっちにつけるかで使い分けよう
髪質や肌質にあっていないヘアオイルを「使い切るまで…」と使っていると、あまり効果を感じられないどころか「抜け毛が増えてきた」「頭皮がずっとかゆい」とトラブルを抱えてしまうかもしれませんよ。
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