ドラッグストアに置いてあるヘアオイルだけでも、たくさんの種類があって迷ってしまいますよね。
ヘアオイルはつけるタイミングや仕上がりの好み、髪質や肌質によって選び方が変わるのをご存じですか?
この記事では、そんなヘアオイルの選び方を徹底解説していきます!
ヘアオイルは朝夜どっちに付けるべき?
ヘアオイルをつけるタイミングに決まりはありません。
ですが、お悩みによってつけるタイミングを使い分けるとより効果的!
- 髪質改善なら「寝る前」
- スタイリング目的なら「ヘアアイロン直後」
- 寝る前につけるなら「濡れた髪につける」
大きく分けるとこんな感じです。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
髪質改善なら寝る前のヘアオイル
夜寝る前、特にシャンプー直後の濡れた髪の毛にヘアオイルを付けると以下のような効果があります。
- ドライヤーで水分や栄養素が逃げるのを防げる
- 寝ている間の摩擦を減らせる
- 香りでリラックス効果が得られる
「寝ぐせがつかなくなった!」という即効性のある効果から、「髪の毛にハリが出てきた」「うねりが少なくなってきた」など髪質が改善する可能性も大です。
スタイリングをキープするのは朝のヘアオイル
寝る前にヘアオイルをつけておくと、朝にオイルをつける手間がなくなって楽になりそうなものですが、実は逆。
寝る前にヘアオイルを付けていると「アイロンがかかりにくくなる」と感じる人もいるんです。
スタイリング目的の人はアイロン直後につけるのがベストです。
夜と朝のヘアオイルは使い分けた方がベター
というワケで、ヘアオイルは夜使う時と朝使う時で目的が全然違います。
併用できるヘアオイルもありますが、基本は夜と朝とでヘアオイルは使い分けましょう。
寝る前のヘアオイルの選び方!5つのポイントを解説
「寝る前用」のヘアオイルを選ぶポイントは以下の5つ。
- スタイリング力が弱い
- 補修効果がある
- 刺激の強い成分が入っていない
- 香りが好み
- 髪質に合っている
それぞれ見ていきましょう!
選び方のポイント① スタイリング力が弱い
寝る前のヘアオイルには、スタイリング力は必要ありません。
寝ぐせが付きやすかったり、枕やお肌に残りやすい(=肌荒れのリスク)というデメリットがあるからです。
単に「髪を保護する」働きが優秀なヘアオイルを選びましょう。
選び方のポイント② 補修効果はあるか
寝る前につけるヘアオイルは「アウトバストリートメント」のように寝ている間も栄養補給してくれるものがベスト!
ヘアオイルをつける前にトリートメントやヘアミルクで栄養を補ってもいいのですが、補習効果が高いヘアオイルならケアの手間がかかりません。
選び方のポイント③ 刺激の強い成分は入っていないか
朝のスタイリング用のオイルは、多少刺激が強い成分が入っていてもメイクのおかげで肌に直接触れないで済みます。
が、寝る前のヘアオイルは「すっぴんのお肌」に刺激が強い成分が長時間触れる事に…
なるべくお肌に優しい成分配合のヘアオイルを選びましょう。
選び方のポイント④ 香りが好みのものか
いくら使用感が好みのヘアオイルでも、香りが好きじゃないと寝ている時にストレスになります。
使っていてリラックスできる、アロマ効果があるもの、など、眠りを妨げない香りがベストです。
選び方のポイント⑤ 髪質に合っているか
髪質にあったヘアオイルを寝る前につけると「翌朝するんとまとまっている」「朝のスタイリングが楽」と感じられます。
ですが、髪質とヘアオイルの相性が悪いと
- ヘアオイルを塗って寝たのにパサつく
- 朝起きたら髪の毛がぺちゃんこ
- ヘアオイルを塗っても変化が感じられない
といった事が起こりやすくなります。
次の項で「髪質にあった選び方」を紹介するので、参考にして選んでみてくださいね。
【髪質・お悩み別】どんなヘアオイルを選べばいい?
髪質やなりたい仕上がりによっても、最適なヘアオイルは変わってきます。
選び方の一例を紹介するので、参考にしてみてください。
細くて少ない髪は軽めのヘアオイル
細い髪の毛、毛量が少ない人は、重いヘアオイルだとぺちゃんこになってしまいます。
付ける量が調整しやすい「軽いオイル」を選びましょう。
軽い付け心地のヘアオイルは、ベースオイルが以下のようなオイルです。
- シリコーンオイル
- ホホバオイル
- ひまし油(キャスターオイル)
- スクワランオイル
- コメヌカ油
ただし、シリコンオイルは髪の毛に残りやすいので、使い続けているうちに重くなってくることも。
しっかりシャンプーで落とすように心がけると良いですよ。
剛毛・くせ毛・多毛さんは重めのヘアオイル
逆に、太い毛の人や毛量が多い人、くせ毛を落ち着かせたい人は重たいオイルが適しています。
重ためのオイルは以下のようなものがあります。
- 馬油
- 椿油
- アルガンオイル
- マカダミアナッツオイル
- ヒマワリ種子オイル
しっとり落ち着く「重ためオイル」ですが、頭皮近くに付けるとべたついて見えます。
重ためオイルを使うときは、髪の毛の中間~毛先にかけて使うのがベストです。
ツヤ感がほしいならシリコンオイルベースが〇
シリコーンオイルは、付け心地が軽いうえに「ツヤ感を出しやすい」メリットがあります。
シリコンはお肌に悪いイメージがありますが、実は無害。
お肌に残りやすいデメリットはありますが、ヘアオイルにも最適な成分なんですよ。
ツヤツヤな仕上がりを目指す人は、シリコンオイルベースのものを選んでみてくださいね。
ダメージヘアには「ケラチン」配合
カラーやパーマを繰り返したダメージヘアや、加齢によってパサついてきた髪の毛には「補修成分」配合のヘアオイルを選びましょう。
特に、髪の毛のたんぱく質であるケラチン(加水分解ケラチン)を配合した商品は優秀です!
補修成分はほかにも
- 加水分解コンキリオン(アコヤガイ)
- 加水分解シルク
- 加水分解卵白
といったものがあります!
タンパク質を分解してアミノ酸にしたもので、髪の毛内部の補修効果が期待できます。
ニキビができやすい人は「オレイン酸」が少ないオイル
剛毛、くせ毛、毛量が多い人に多い人におすすめしたベースオイルには、オレイン酸と呼ばれるニキビになりやすい成分が多いものがあり要注意。
特に椿油やアルガンオイルはニキビになりやすいです。
重ためのヘアオイルが適している髪の毛の人は、
- ヘアオイルを付けた後ナイトキャップを付けて寝る
- オレイン酸が少ないヘアオイルを多めに付ける
といった対策がニキビには有効です。
ちなみに、オレイン酸が少ないベースオイルは
- スクワランオイル
- ホホバオイル
- キャスターオイル(ひまし油)
が代表的です。
寝る前のヘアオイルは、髪質や好みにあったものを選ぼう
ヘアオイルは朝と夜で使い分けるのがGood!
特に、寝る前のヘアオイルは選び方によって髪質改善効果が全然変わってくるので、髪質にあったものをじっくり選びたいところですね。
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